外装は家の印象を決める重要なポイントです。
ニチハは、2004年~2015年度住宅用窯業系外装材市場の販売数量NO,1になりました。沢山の人に選ばれる理由はなんでしょうか?ニチハの外装板には、四方合いじゃくりでコーキングレスを実現したFuーge(フュージェ)が人気です。
その他にも、ニチハならではの種類や特徴について解説します。
目次
ニチハにはどんな種類の外壁がある?
ニチハの外装板にどのような特徴があるのでしょうか?
フュージェ

フュージェの特徴は、四方合いじゃくりで繋ぎ目が目だない設計になっています。通常の窯業系の外装板は短手方向はシーリングで仕上げます。
シーリングレスということは、見た目がすっきりするというだけでなく、数年~数十年後のメンテナンス費用が安く抑えられるというメリットがあります。
外装板を検討するときに、本体の性能ばかりを気にする人がいますが、最初に劣化してくるのはシーリングです。シーリングは10年~15年で劣化していきますので、シーリングを必要としないフュージェはメンテナンス費用が安くなります。
窓回りや出隅には、目地を使わないドライジョイント工法を用いてシーリングレスを実現しています。
1枚当たりの価格は、1500円~1750円前後が相場です。
※通常の外装板は455×3030mmですが、フュージェは455×1820mmです。
※別途、施工費が必要です。
初期導入コストとメンテナンスコストの合計を比較すると、フュージェが優れていることが分かりますが、初期導入コストは、通常の窯業系の外装板よりも高額になります。
COLL

COLLは窯業系サイディングでは不可能と言われた鏡面仕上げを実現した外装材です。
16色の「ミライア」とマット系20色「メモリア」のシリーズがあります。
一般住宅の外壁というよりは、店舗系に合う外装ではないかと思います。又は、室内にも使えるのでお部屋のワンポイントに適しています。
COLLはまだ発売して間もないので、時間経過による評価が不十分です。粗悪な商品が発売されているとは思いませんが、そういうリスクもあるということを頭に入れていたほうが良いでしょう。
プラチナコート
プラチナコートとは、外装板の色あせや焼けを防ぐ為のコーティングです。
プラチナコートは、分子結合力が紫外線よりも強く長期間色あせることなく色鮮やかな外装板を保ちます。
紫外線エネルギー410KJ/MOLに対して、プラチナコートは435KJ/MOLです。
プラチナコートは、プラチナシール(シーリング)を併用することで、変色15年保証とシーリングの凝集破壊・白化15年保証がつきます。
- COLLメモリア
- 風光
- フュージェ
- モエンエクセラード18mm、16mm
ハイパーコート
ハイパーコートとは、シリコンアクリル塗装等の高耐抗性塗料の総称で、紫外線から色あせや焼けを防ぐコーティングのことです。
色あせに強いハイパーコートは、変色10年保証が付けられています。プラチナコートからすれば、機能は落ちますが、最低限必要なコーティングだと思います。
ソルガード
ソルガードとは、暑さに強い、太陽光エネルギーを吸収する外装板です。
通常の外装板は、太陽光が当たると、室内温度も上昇させますが、ソルガードは、表面塗膜に太陽光を反射させる遮熱機能を持たせ、室内の温度上昇を抑えます。また、ヒートアイランド対策にも有効です。照射実験では、表面約11度、裏面約15度の遮熱効果が実証されています。
ソルガード対応商品~モエンエクセラード16
- キャスティングウッド
- クレミナウォール
- フラーグSP
- レンクストーンSP
マイクロガード
マイクロガードは、雨水で汚れを落す「セルフクリーニング機能」のことです。
ケイミューの親水セラや親水コートと同じような機能です。
マイクロガードは、ニチハの窯業系外装板の全てのシリーズに標準装備されています。
まとめ
ニチハの外装板の最大の特徴は、四方合いじゃくりのフュージェやドライジョイント工法です。また、柄や色、装飾部材が豊富なこともニチハの特徴です。
シーリングレスを希望している方は、他社と比較する必要もなくニチハを選択するべきです。予算面等で他社と比較する場合は、同等品で他社製品と比較しましょう。
外壁リフォームや塗装は見積り比較で安くなる!
外壁リフォームや塗装は見積り比較で安くなります。
外壁リフォームや塗装は素人には分かりづらい項目が多く、悪い業者に騙されているケースも多いようです。
一括見積りをすることで、費用の概算が分かるだけでなく適正価格を知ることができるので、その中で希望に沿うグレードやプランを採用すると良いでしょう。
●こちらもご参考下さい。
→シンプルな外壁板選び!ケイミューが人気の理由とは?新生光セラ誕生!
→ニチハとケイミューの違い?正しい外装板の選び方!
コメントを残す