土地建物を売るとき、一体何から手をつけたら良いのか、どこに依頼すれば良いのか、考えることが多く不安になってしまいますよね。
今回は、売却スタートから引き渡しまで、土地建物を売るために必要な段取りと、それぞれの段階でおさえておきたい注意点についてまとめました。
目次
売却の下準備をぬかりなく


大切な不動産の売却で失敗しない為にも正しい知識を身につけましょう。まずは、不動産業者を選ぶ前に、まずは以下の点を抑えておきましょう。
土地建物をきれいな状態にしておく
手入れが行き届いている清潔な土地建物ほど、不動産業者の査定額は高くなります。窓ガラスが割れていたり建物に腐食が生じていたりすると、見た目だけでなく引き渡し時のトラブルにも繋がるため、査定額は下落する傾向にあります。
また、手入れが行き届いていない部分を購入希望者に指摘されると、値引きなどの価格交渉で不利になる恐れもあります。
諸費用も把握しておくこと
手元に残る利益を確保するためにも、売却にかかる費用もあらかじめ計算しておきましょう。
- 不動産の売却に必要な費用の例
- 土地の清掃費用
- 不用品の処分費用
- ハウスクリーニング費用
- 仲介業者への報酬
- 契約にかかる各種税金
売却益に応じて譲渡所得税が課せられ、確定申告が必要になりますのでこの点も忘れずに押さえておきましょう。
土地建物の相場価格を調べておく
高く売りたいのは当然のことですが、相場価格よりも高い金額では、よほど良い立地条件を持つ不動産でなければ売却は不可能と言っても良いでしょう。
まずは、地域周辺の相場費用を知り、住宅ローンの返済に充当できれば良いのか、購入時の8割が返ってくれば良いのかなど、売却額の基準を決めておきましょう。
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不動産業者に売却を依頼するとき
土地建物売却が円満に進むどうかかは、不動産業者選びにかかっていると言っても良いでしょう。
売却方法の違いを知っておく
土地建物を売却しようと考えたとき、ほとんどの場合、不動産会社に「仲介」か「買取」を依頼することになります。
仲介とは、不動産業者と媒介契約を結んで、土地売買の仲介を依頼する方法です。仲介手数料や広告宣伝料などが発生しますが、その分高額で売却できる可能性が高くなります。
購入希望者との交渉にも担当営業マンが介入してくれるなどのメリットもあります。
買取とは、不動産業者にその場で土地建物を現金化してもらう方法です。購入希望者が現れるまで待つストレスもなく、不動産業者への手数料も発生しません。ただし、仲介よりも売却価格の相場は安くなる傾向にあります。
複数の業者で査定価格を比較する
土地建物の査定価格は、不動産業者によって水準が異なります。そのため、適正な価格で売却するためには、複数社に査定を依頼し、妥当な価格を調べることが大前提と言えるでしょう。
また、査定価格の金額だけでなく、担当営業マンとの相性も必ず重視しましょう。話しかけやすい営業マンであれば、質問や相談なども持ちかけやすく、購入希望者との価格交渉も有利に進めやすくなります。
●こちらもご参考下さい。
→土地建物を高値で売却する方法!相場よりも高く早く売れる?
→簡単60秒で不動産相場を知る方法
引き渡しが終わるまで慎重に
購入希望者が現れても、気を抜くことはできません。価格交渉や、契約締結後の支払いまでは、売却価格は決定していません。
価格交渉で不利にならないために
購入希望者からの価格交渉には、値下げや端数切捨て、建造物の撤去など、様々なものがあります。このとき、必要以上にへりくだったり、感情的になったりせず、必ず購入希望者と同じ目線で条件を吟味し、こちらからも条件付きで譲歩を求めるなど、冷静に話し合いを進めましょう。
契約締結まで喜ぶのはまだ早い
いよいよ売買契約となっても、相手からの支払いが完全に確認できるまでは安心はできません。
購入希望者が購入を決意し、住宅ローンを申し込んだところ、ローンが降りず契約が流れたというケースも多いに考えられます。確実に購入できるかどうかがわかるまでは、大きな動きは禁物です。
契約金が全額支払われるまでは要注意
通常、契約締結後は買主から手付金が支払われます。この手付金を支払われたあとは、売主側も契約金をキャンセルすることはできず、相手が住宅ローンなどに既に申し込んでいた場合は、契約解除料のペナルティが発生してしまいます。
まとめ
土地建物を適正な価格で売却するためには、不動産の清掃や、不動産会社の営業マン選びなど、売却前の下準備からすでに勝負はスタートしています。
複数社に査定を依頼する慎重さだけでなく、購入希望者が現れてもむやみに価格交渉に応じない強気の姿勢も求められます。また、売却に際して発生する諸費用を頭に入れておく計画性も欠かせません。
今回ご紹介した様々なポイントを、ぜひ土地建物のスムーズな売却にお役立てください。
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