新築一戸建てを建築するときの費用は、大きく分けて、本体工事、別途工事費、諸経費の3つに分かれます。
その中でも、坪単価の計算に使われている本体工事費には何が含まれているのでしょうか?
本体工事費の内訳とは?
本体工事費とは、建物本体に関わる工事のことです。別途工事費とは、建物以外の工事費のことです。諸経費とは、登記費用や銀行融資手数料、印紙税等のことです。
建物本体工事の内訳は
- 基礎工事
- 木工事
- 断熱材
- サッシ
- 屋根
- 左官工事
- 金物工事
- 電気水道工事
- 防腐防蟻工事
- 設備機器工事
- 内装仕上げ工事
別途工事費の内訳は
- 駐車場工事
- 庭工事
- フェンス工事
- ガス・水道の敷設工事
- 照明やカーテン等
- 地盤改良費
- など等
諸経費の内訳は
- 建築確認等の設計費
- 登記費用
- 銀行融資手数料
- 開催保険料
- 引越費用
- 地鎮祭等の費用
各工事費の割合は?
一般的な割合ですが、本体工事費が70%、別途工事費が15%、諸経費が15%前後が目安です。
広告等で目にする「1000万円の家」は、本体工事費のみを掲載していることが一般的です。
実際には、1430万円前後(70%→1000万円、15%→215万円、15%→215万円)が総工事費用になります。
悪い業者は・・・本体工事費から付帯工事へ項目変更
どの項目だろうが、最終的には総工事費が大切な訳ですが、最初に目を引く為に坪単価を出来る限り下げるのが建築業界のセオリーです。
その為に、本体工事費の中から、「防腐防蟻工事や水道電気工事等」の項目を付帯工事費に回す業者がいます。初回打合せ時には、坪単価にどこまで含まれているのか必ず確認しましょう。
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