ローコスト住宅だと地震に耐えられないのか?
ローコスト住宅であっても、家族を守ってくれる家を建築しなければマイホームを新築する意味はありません。
現行法は耐震等級1と定められていますが、できれば耐震等級3を目指したいところです。
ローコスト住宅でも耐震等級3は可能だと考えます。
地震対策には、耐震、制震、免震の3種類があります。

値段が安くて、地震に強い家を建てたいわ♪♪

大丈夫です。安心して下さい。
そんなに費用をかけなくても十分な地震対策が可能です。
耐震対策
耐震対策として、耐力面材を利用すると費用が安く済みます。
耐力面材は下記が有名です。
- ㈱ノダ ハイベストウッド
- ニチハ あんしん
- ノボパン 耐力面材
比較的値段が安く施工性も高いので、それ程コストがかかるものではありません。
制振対策
株式会社ハウジングソリューションズのオイルダンパーや株式会社トキワシステムのダンパーExⅡ等があります。
建材メーカーからもオイルダンパーが販売されていて、費用もお手ごろな価格で手に入ります。
免震対策
3つの地震対策の中では、最も困難な対策が免震対策です。
そこで、おすすめなのが、「スーパージオ工法」というものです。
スーパージオ工法とは、地盤を軽量化することで、地震が起きたときにも建物を沈みにくくします。
坪単価30万円でも十分対策可能
上記の方法であれば、坪単価30万円台でも十分対策可能です。
ローコスト住宅でも、家族の成長を見守ってくれる家でなければいけません。家の設備や建材品のグレードを多少落したとしても地震対策が万全な家を建てましょう。
地震対策については、下記のページに詳しく書いています。合わせてご参考下さい。
→耐震、免震、制震の違いは?耐震等級3?免震住宅?制震ダンパーの効果?一体何が良いのか?
●こちらもご参考下さい。
→ローコスト住宅の耐用年数は短いのか?そんなことある?