検討中の工務店とハウスメーカーの坪単価が同じだった場合、どっちに頼む?
大手ハウスメーカーから中堅ハウスメーカーまでローコスト住宅を売り始めている現状がありますが、ハウスメーカーと工務店では利益の取り方が異なります。
この記事では、工務店とハウスメーカーどちらを選んで良いのか?と悩んでいる方へ向けた記事です。


詳しく解説しますね!
ハウスメーカーと工務店どちらを選ぶ?
結論から書きますが、同じ坪単価の場合、ハウスメーカーと工務店なら、工務店の方が良い家が建つ場合が多いです。
その理由は、経費と粗利率の違いです。
→ハウスメーカーと地元工務店の違い?!メリットデメリットを把握すると選択肢が増える!
ハウスメーカーは、工務店よりも材料費が安く手に入りますが、人件費と広告費に莫大なお金をかけます。その莫大な経費を回収する為に、粗利率40%は最低でも確保しなければ経営が成り立ちません。
建築会社の利益構造は、継続収入ではないので、永遠に建物を建て続け無ければ会社は破綻してしまいます。
受注の為に、営業マンを増やす鍛え年収UPする、受注の為に、バンバン宣伝して世間に認知させる。この悪循環に耐えれなくなると、倒産するか欠陥住宅を建てる会社になってしまいます。
工務店の場合は?
工務店は、材料費や人件費がハウスメーカーよりも高額になりますが、圧倒的に経費が安く抑えられるのが工務店の特徴です。
材料費は新築一棟で約50万円~150万円程高くなります。人件費は関連業社まで含めて50万円~100万円程高くなります。合計すると、100万円~250万円程高くなる計算ですが、それでも工務店の方が安くなります。
工務店の粗利率は、20%~30%です。計算すれば簡単に分かりますが、同じ坪単価であれば工務店の方が安くて良い家になることが多いようです。
力がある工務店を狙え!
材料費と人件費が工務店の方が割高と解説しましたが、地元で営業展開している工務店でも、力がある工務店は、ハウスメーカーと遜色ないレベルの仕入れを実現しています。
目指すは、
材料費、人件費、広告費、その他経費を徹底的に抑え、適切な粗利率で運営している工務店
●こちらもご参考下さい。
→ローコスト住宅のハウスメーカーや工務店の選び方!欠陥住宅に気をつけろ!
→ローコスト住宅の相場とは?坪単価はいくらになる?