注文住宅を購入する際に、ビルトインガレージを検討する方も多いことでしょう。特に、バイクや車が好きで、ビルトインガレージに対する憧れがある方の中には「絶対にビルトインガレージを設置したい!」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、ビルトインガレージは決して安価な買い物とは言えません。だからこそ事前にしっかり調べておくことが重要です。
ここでは注文住宅のビルトインガレージの価格とデメリット、そしてビルトインガレージとインナーガレージの違いについてご紹介します。
ビルトインガレージに関する情報を得て、ぜひ実際の家づくりに役立ててください。
目次
注文住宅のビルトインガレージの価格とは?
愛車やバイクを雨風から守ることができるビルトインガレージには、憧れを抱く人も多いものです。DIYスペースとして使用したり、車がないときには子どもの遊び場として使うことができたりするなど、多くのメリットがあります。
それでは、価格面ではどうでしょうか?
注文住宅においてビルトインガレージを希望する場合、通常の坪単価よりも高くなることが一般的です。
その理由のひとつに、ビルトインガレージを施工した家は、通常の住宅に比べ、強度が弱くなることがあげられます。ビルトインガレージの真ん中に、補強の柱を使うなどといったことは不可能です。
そのため、必然的に他の部分で耐震性や強度を補強する必要が出てきます。そして、その分価格が上乗せされると考えてください。
壁や柱で補強することができないため、通常の木造住宅では対応が難しい点も特徴です。
現在、注文住宅でビルトインガレージのある住宅を建築する場合の価格は、およそ坪50~80万が相場となっています。
ビルトインガレージのデメリットとは?
次に、注文住宅のビルトインガレージのデメリットについて見ていきましょう。憧れだけを抱いている段階では、なかなかデメリットは見えにくいものです。
デメリットを把握した上で、本当にビルトインガレージを導入するかどうか、もう一度考えることをおすすめします。
1階部分のスペースが狭くなる
ビルトインガレージは、1階部分に駐車スペースを確保する仕組みです。そのため、ビルトインガレージを設置することで、想像以上に1階部分のスペースが狭くなる可能性があります。
もちろん、広い敷地が確保できるのであれば問題はありません。
しかし、一般的な敷地面積の注文住宅を建てる場合、リビングやバスルーム、キッチンのいずれかを2階に置くなどの間取り変更が必要となることも考えておきましょう。
価格が高くなる
ビルトインガレージの特徴のひとつとして、開口部の広さがあげられます。しかし、それだけの開口部をキープしながら、建物の構造上の強度を確保するためには、通常の注文住宅以上の補強は必須です。
木造住宅では対応できないことが多く、必然的に鉄骨住宅となるため、通常の注文住宅以上にお金がかかることは覚悟しておいた方が良いでしょう。
臭いや音、振動対策が必要
ビルトインガレージは、基本的に密閉空間です。その中で車のエンジンをかけるわけですから、排気ガスや臭いの逃げ道を確保しておかなければいけません。
例えば換気扇もそのひとつです。
また、車やバイクのエンジン音は想像以上に密閉空間では響くものです。ビルトインガレージの隣、または上がリビングである場合、防音対策や振動対策などをしっかり行う必要が出てきます。
その分も、価格が割高になる原因と言えるでしょう。
車の保有台数の計算が必要
ビルトインガレージを設置する際には、現在所有している車の台数だけでなく、将来的な車の保有数を考える必要があります。
建物の構造上、後からいくら「ビルトガレージをもう少し広くしたい」と思ったとしても、そう簡単にはできません。
庭の駐車スペースであれば、後から広くすることはそう難しくありません。これは、注文住宅にビルトインガレージを設置する大きなデメリットのひとつと言えるでしょう。
ビルトインガレージとインナーガレージの違いとは?
ビルトインガレージと似た言葉に、「インナーガレージ」があります。この違いは何だろうと思った方も多いのではないでしょうか。
実は、答えは「同じ」です。
また「ガレージハウス」も同じ意味合いだと考えて構いません。
どれも、建物の1階部分に駐車場を設けている状態ということです。
言葉の意味合いは同じですが「愛車を眺めるため」「駐車場を借りるよりも、敷地内に効率良く車を停めたい」「ガレージでDIYを楽しみたい」「セキュリティ面で安心」など、建物内にガレージを希望する方の理由は様々です。
ご自身の理想とするビルトインガレージ、またはインナーガレージを実践している方の様子を参考にすることで、設置にも現実味が湧いてくるのではないでしょうか。
まとめ
ここでは、主に注文住宅のビルトインガレージの価格やデメリットについてお伝えしました。
開口部が広く、デザイン的にも優れたものが多いビルトインガレージですが、一般的な注文住宅に比べて割高になる、後から広さを変更することができないなどのデメリットも存在します。
まずは一度、今回の記事を参考に、本当に今お考えの注文住宅にビルトインガレージが必要かどうか、また希望を叶えるために、他の方法はないのかなど、改めて検討することをおすすめします。
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