注文住宅は、建売住宅を購入する場合と比べ、多数の打ち合わせを必要とします。
一般的には、契約前から完成までの間に何回も打ち合わせを行うため、それだけ時間が取られると考えておいた方が良いでしょう。
しかし、打ち合わせを億劫がってはいけません。
打ち合わせの全体イメージを掴むことで、スムーズな家づくりが可能になります。
本記事では注文住宅の打ち合わせの流れや期間、回数、注意点についてご説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
注文住宅の打ち合わせの流れとは?
それでは、最初に注文住宅の打ち合わせの流れについて見ていきましょう。
打ち合わせは、大きく「契約前」「契約後」の2つに分けることができます。
契約前の打ち合わせ
契約する前、見積もり段階の打ち合わせは、あくまで見積もりをつくるためのものです。
そのため、ハウスメーカーや工務店にもよりますが、打ち合わせで詳細な部分まで決めることはありません。
施主側からすると「細かな見積もりが知りたい」と思うものですが、ハウスメーカーや工務店側からするとこの段階では契約が取れるかどうかは確定していません。
人件費を費やしたにも関わらず、契約が取れなかったという事態をできるだけ防ぐためにも、簡易的な打ち合わせであることが多いです。
しかし、契約前とはいえ、この段階で話した内容がベースとなり、契約後のプランづくりに進みます。
間取りやプランについては自分の思いを積極的に伝えることが大切です。
また、ハウスメーカーの場合、契約前までは主に営業担当者、契約後からは設計担当者と打ち合わせ相手が変わることが一般的です。
営業に伝えていたことが設計に伝わっていないなどのトラブルを防ぐため、変更点や要望は、口頭で伝えるだけでなく、書面で残しておきましょう。
契約後の打ち合わせ
契約後には、細々とした内容をひとつずつ決めるための打ち合わせが行われます。
次に、打ち合わせの内容の一例をご紹介します。
・間取り
・窓やドア、住宅設備(キッチン、トイレ、バス、洗面台など)
・内装材や建具(床や階段、シューズボックス、サッシ、建具の枠、クロス、天井など)
内装材や建具、ドアや設備は特に画像やイメージだけで決めるのは、難しいものです。
ショールームの訪問やハウスメーカー敷地内にある現物確認などを行い、実際の目で確認することをおすすめします。
内装の打ち合わせが終われば、次は外装です。
屋根を構成する部材、雨樋、外壁、ベランダの手すりなど、ここでも決める内容はたくさんあります。
標準仕様と比較し、グレードアップしたい場合は、早めに見積もりを依頼しましょう。
そして次に
・スイッチやコンセントなどの電気関係
・カーテンや照明などの備品
など、細かな部分の打ち合わせに入ります。
また、施工中も工事内容と図面、依頼内容に間違いがないかなど、確認のための打ち合わせが行われます。
注文住宅の打ち合わせの期間とは?
注文住宅の場合、打ち合わせの回数は、少ない場合は10回以下、多ければ20回以上と人によって大きく異なります。
注文住宅の打ち合わせ期間は、1週間に1回としても約2~3ヵ月、長ければ半年以上かかるため、手間も時間も必要です。
しかし打ち合わせ期間は、長ければ良い、短ければ良いというものではありません。
施主さんが自分が希望する家づくりに求める条件をきちんと話せること、そして、プロの目線の提案に基づき、納得の上で家づくりが進められるかどうかが重要です。
注文住宅の打ち合わせ注意点とは?
注文住宅の打ち合わせでは、決めることがたくさんあります。そのため、どうしても伝え忘れや「こんなはずではなかった!」という事態が起こりがちです。
想定外の出来事を防ぐための、注文住宅の打ち合わせに関する3つの注意点をお伝えします。
大きなサイズでサンプルチェックを行う
床や天井、壁などの材料は、家全体のイメージを大きく変える重要なものです。そのため、小さな面積のサンプルでは「想像と違う」といった事態が起きがちです。
また、太陽の光の当たり具合や照明の色などによっても、色の印象は大きく変わります。
思い込みだけで色や柄を選ばずに、できる限り大きなサイズのサンプルを依頼すること、そして担当者ともイメージの相違がないかなどを話し合うことが大切です。
納得できるまで打ち合わせを行う
家づくりは、当初のイメージ通り進むことばかりではありません。全ての願望を実現するには予算がオーバーしてしまうこともあります。
しかし、そんな時に頼りになるのが設計者であり担当者です。
打ち合わせの回数を重ねるごとに、信頼関係も築くことができます。
相手はプロですから、どうすれば実現するのか、様々な提案をしてくれます。そのためにも思ったことは全て話しましょう。家づくりに遠慮は不要です。
デメリットも尋ねる
間取りや壁紙、建具など「どうしてもこうしたい!」という要望がある場合も、ただ闇雲に意見を押し通すのは控えましょう。
最終的に決断するのは、住宅会社ではなくお施主さんです。お施主さんが強く意見を言えば、会社側は否定することができません。
打ち合わせは、あくまで共同作業です。だからこそ、デメリットを尋ね、総合的に判断することで良い家づくりが実現できるのです。
まとめ
注文住宅の打ち合わせの流れや具体的イメージは、掴んでいただけたでしょうか?
実際に打ち合わせを始めると、決めることの多さに驚く方も少なくありません。
しかし、今回お伝えした注文住宅の打ち合わせの注意点を参考に、依頼先と二人三脚で進めることで、納得の家づくりが可能となります。
●こちらもご参考下さい。
→注文住宅が完成するまでの期間は?間取りやあると便利な設備とは?
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