「個性的な注文住宅を建てたい」「自分の思うがままの注文住宅を建てたい」と思ったときには、ハウスメーカーではなく建築家に依頼するという選択肢もあります。
ハウスメーカーに依頼するよりも、自由度が高く、また自分の思いを存分に入れることができるのは、建築家に依頼するがゆえのメリットです。
しかし、ハウスメーカーに依頼する場合にはないデメリットも存在するため、無条件に「建築家に注文住宅を依頼した方が良い」とは言えません。
本記事では、建築家に依頼した場合の注文住宅の相場とデメリットについてご紹介します。
良い家づくりをするためには、メリットだけでなく、デメリットにも目を向けることが必要です。
建築家への依頼を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
建築家に依頼した注文住宅の相場とは?
建築家に注文住宅を依頼した場合の相場は、大手ハウスメーカー並の金額です。
おおよそ坪単価70万~と思っておくと良いでしょう。
ただし、これはあくまで一例です。
建築家に注文住宅を依頼することで、ハウスメーカーよりも設計の自由度自体は高まります。
そのため、ローコスト住宅並の価格を求めることは難しいかもしれませんが、価格面での相談に乗ってくれることもあるでしょう。
ただし、建築家側もプロ意識があるため、一定のレベルはキープしたいと考えるものです。無理に値下げだけを訴えることは控えましょう。
このあたりは建築家の性格や仕事の方法など個人差によるところが大きいため、個別に相談することをおすすめします。
建築家が手がける注文住宅のデメリットとは?
次に、建築家に注文住宅を依頼することによる3つのデメリットについてご説明します。
設計契約をするまで、詳細な打ち合わせができない
建築家に設計を依頼する場合、最初に設計契約をする必要があります。
もともと建築家の仕事内容が気に入っており「どうしてもこの人に設計して欲しい!」という場合は別ですが、打ち合わせを進めるうちに「依頼を取りやめたい」となったとしても、設計料自体は返金されません。
ハウスメーカーのように営業担当がいるわけではなく、基本的には建築家との直接やりとりになります。
性格的に合う・合わないといった部分は、実際に話してみないとわかりません。
自分の意見がどこまで通るのか、どんな風に設計をしてもらえるのかなど事前確認ができず、不安な部分が多いことは、大きなデメリットと言えます。
建築家の個性が優先される可能性がある
ハウスメーカーや工務店の目的は「お施主さんの望む家をつくること」です。そのため、施主側の要望をいかに取り入れるかを考えてくれます。
しかし残念ながら、建築家の中にはお施主さんの家であることよりも自分自身の作品をつくることを優先してしまう人がいることを忘れてはいけません。
もちろん、全ての建築家がそうではありませんが、自分の個性を出すことや自分の今後の広告塔としての役割を優先してしまう建築家がいることも事実です。
設計図と実際の施工が異なる可能性がある
建築家は、あくまで設計がメインであり、実際に施工をするのは工務店や大工です。
いくら図面上で理想的な家を描いたとしても、実際に形にすることができなければ意味はありません。
建築家が描く家は、ハウスメーカーのように工場プレカット部材を使うことはありません。
その分、一から家づくりができるだけの実力を持った工務店や大工との付き合いがある建築家でなければ、後々問題が出てくる可能性が高いと言えるでしょう。
注文住宅を建てるなら建築家?ハウスメーカー?
注文住宅を建築家に依頼する場合の相場やデメリットをご紹介しましたが、結局のところ、注文住宅は建築家、ハウスメーカー、どちらに依頼すれば良いのでしょうか?
その答えは、自分の優先順位やこだわりを考え、選ぶしかないといったものになります。
建築家、ハウスメーカー、どちらにもメリット、デメリットは存在します。
例えば、同じ「自由設計」をうたっていたとしても、建築家はまっさらな状態で一から作り上げる反面、ハウスメーカーはある程度の規格の中から選ばざるをえません。
時間やお金が多少多くかかったとしても、こだわりの家をつくりたいという方にとっては、良い建築家を探し、建築家に注文住宅を依頼するのがベストでしょう。
逆に、ある程度はこだわりたいけれど、時間もお金も想定範囲内で進めたいという方にとっては、ハウスメーカーの方が安心して依頼できるはずです。
また、本当は建築家に依頼する注文住宅に興味があるけれど、良い建築家を見分けるコツがわからないため、ハウスメーカーを考えている方もいることでしょう。
その場合は
・信頼関係を結んでいる工務店や大工がいる
・物事や家づくりに関する価値観が合う
・施工経験、実績が豊富である
といったポイントを参考に、建築家を見つけることをおすすめします。
また、設計契約をとにかく早く結ばせようとするなど、こちらの話を聞いてくれないような建築家は論外であることも覚えておいてください。
まとめ
注文住宅の依頼先を建築家にするか、ハウスメーカーにするか、迷う部分ではありますが、どちらを選んだとしても、最終目的は「自分が希望している家づくりを実現する」ということです。
建築家にもハウスメーカーの担当者にも、色々なタイプの人がいます。
技術面も重要ですが、価値観が近いか、また話をしっかり聞いてくれる人かという部分も大切にしてください。
建築家に依頼するデメリットを改めて見直し、冷静な目で、建築家、ハウスメーカー、どちらに依頼するかを考えることをおすすめします。
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