注文住宅を購入された方が、完成後「もっとこうしておけば良かった」と失敗と感じることが多い場所とは一体どこでしょうか?
答えは「コンセントの数」です。
注文住宅の場合、基本的にコンセントの数を自由に決めることができます。
しかし、コンセントは普段意識せずに使うことが多いものです。
そのため、いざ問われても必要・不必要の判断がわかりにくいといった声も少なくありません。
またコンセントの数だけでなく、何口のサイズにするか、どの場所に取り付けるかといった部分も失敗しやすいポイントです。
本記事では注文住宅のコンセントで失敗しないためのポイントから、適正なコンセントの数、気になるコンセントの値段まで、コンセントに関する重要な情報をお届けします。
目次
注文住宅のコンセントで失敗しない為に!
注文住宅のコンセントの失敗を防ぐためには、新居での暮らしを具体的にイメージすることが大切です。
コンセントが必要な場所を見つける3つのポイントについて、一緒に見ていきましょう。
図面上に家具・家電製品を置く
仕上がり図面の上に、実際に家具や家電製品を置く場所を書き込みます。
寝室のコンセントは、ベッドで隠れてしまっては困ります。またテレビの近くや子ども部屋の勉強机の近くにもコンセントが必要です。
さらにキッチンに置く家電製品の数はしっかり確認し、同時に使う数を想定しておきましょう。タコ足配線を防ぐことができるため、安心です。
扇風機や加湿器などの季節家電も忘れずに記入しましょう。
家族全員で話し合い、それぞれの視点で図面に書き込むことで抜けや漏れを防ぐことができます。
掃除機の使い方をイメージする
コード付きの掃除機をお使いの場合は、各部屋の掃除方法をイメージしてみましょう。
部屋の隅々まで掃除ができることを基本に、どの場所にコンセントがあれば便利かを想定すると、抜けや漏れが防げます。
コードレス掃除機や充電式掃除機をお使いの方も「仮にコード付きの掃除機だとしたら」という観点で考えておくことをおすすめします。
また、充電式掃除機をお使いの場合は、掃除機の収納予定場所にもコンセントを設置することを忘れないようにしてください。
屋外のコンセントも重要
注文住宅のコンセントの失敗例には「もっと家の外にコンセントをつけておけば良かった」というパターンも少なくありません。
給湯器やエコキュート、電気自動車の充電にはコンセントは必須です。
また将来的に取り入れる可能性がある場合は、建築時にコンセントを増やしておいた方が良いでしょう。
屋上やバルコニーも、コンセントさえあれば後から照明などを設置することができます。
今だけでなく、10年後、20年後もイメージして屋外コンセントの場所を決めましょう。
注文住宅で適正なコンセントの数とは?
注文住宅とひとことで言っても、広さや間取り、また使用する家電製品の数によって、適正なコンセント数は異なります。
そのため、ここでは一般的な例として、コンセントの数の考え方をご紹介します。
リビング
リビングの場合、テレビ・パソコン・電話・モデム・ルーター・エアコン・掃除機・携帯電話の充電用と、最低でも9ヵ所、また予備を加えて10~12ヵ所ほどのコンセントは必要です。
テレビの近くは4口サイズ、電話、ルーターなどを置く場所は2口サイズにしておくと、融通が利きやすくなります。
キッチン・ダイニング
キッチン・ダイニングは、家電製品が集中する場所です。
そのため、使う家電製品の数を書き出すだけでなく、使用電力を計算しましょう。電力消費量が大きい炊飯器やオーブンなどは、専用のコンセントが必要です。
また、冷蔵庫など場所を固定するものは、先に置き場所を考えることで、スムーズな家事動線を描くことができます。
家電製品の数+予備数ヵ所を基本の数と考えると良いでしょう。
その他の部屋
寝室や子ども部屋に関しては、部屋の広さに応じてコンセントの数を決めることが多いです。
2畳につき1ヵ所、つまり6畳であれば3ヵ所という計算になります。
すでに家具の設置場所が決まっていれば、家具に合わせて配置しましょう。
また、玄関やトイレは各1ヵ所、洗面所や脱衣所は1ヵ所、ただし電気歯ブラシや電気シェイバー、ドライヤーなど家電製品を多用する場合は口数を増やしておくと安心です。
コンセントを増やす値段はいくら?
注文住宅のコンセントを増やすために必要な価格は、ハウスメーカーや工務店など依頼先によって多少の差はありますが、数千円程度で可能です。
コンセントに関しては「必要かな?不要かな?」と悩んだ場所は、できるだけ増設しておきましょう。
「つけないほうが良かった」という声もよりも「つけておいたら良かった」の声の方が断然多いです。
また、建設プランによっては、何ヵ所までは無料で増設、何ヵ所以上は有料という場合もあります。担当者にしっかり確認しておくと良いでしょう。
まとめ
ここでは、注文住宅のコンセントで失敗しないための注意点を含む、コンセントの基本的知識をお伝えしました。
もちろん、たたき台となる電気配線図は設計士がつくってくれますが、家族構成や使用する家電製品の数によって、必要となるコンセントの数は変わります。
できるだけ具体的な生活イメージを描くことで、コンセントに関する失敗は防ぐことが可能です。
まずは本記事を参考に、コンセントの数や配置場所を考えてみてください。
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