マイホームを新築するなら、最大限、理想を追求した間取りにしたいですよね。
そこで、簡単に間取りを作成する方法とフリーの間取り作成アプリをご紹介します。
目次
間取りを作成する上で基本となる考え方
基本を覚えてしまえば手書きでも簡単に間取りを作成できるようになります。
簡単な内容ですが、間取り作成ソフトを使うときにも必ず役立つ考え方です。
基本的な話しの前に・・・簡単な算数問題
「910×1820mm」この数字が何か分かりますか?
家の中には様々な場所で「910×1820mm」の数字が出てきます。
分かりやすく例えるならば、畳の一般的なサイズが「910×1820mm(3×6サイズ)」です。
数字を表す単位は何種類ありますか?
cm、mm、Mが一般的ですが、家作りには、いまだに尺貫法が使われています。
1分=3mm、1寸=3cm(30mm)、1尺=30.3cm(303mm)です。
910mmを尺貫法で表現すると、3尺になります。
なぜ、畳の寸法が910mmに設定されているのでしょうか?
畳だけでなく、床の下地に使う合板や壁の下地に使う石膏ボード等も一般的な規格は「910mm×1820mm(3×6尺)」が採用されています。その理由は、家作りの基本が尺貫法を用いて作られていること、また、フローリング等の建材品が坪単位で販売されていることが関係します。


家の基本は、910mmで作られています。厳密に言えば、柱の芯と芯の間の寸法が910mmです。
また、1メーターを基本として作られている家をメーターモジュールといいます。
坪と平米について
1坪の㎡数をご存知ですか?
1坪=3.3㎡
畳の㎡数をご存知ですか?
畳1枚=1.65㎡
ということは、畳2枚で3.3㎡なので、畳2枚で1坪になります。
一般の人には聞きなれない言葉で非常に分かりにくいと思いますが、家の基本は910mm単位で作られていて、910mmの正方形が4つで1坪になると理解すれば問題ありません。
手書きで書く方法
エクセルで正方形のマスを作りプリントアウトします。方眼紙でも構いません。
1マスを910mm×910mmとして考えます。
建築予定の土地にどれぐらいの建物なら入るのかざっくり計算します。
素人が作成する間取りは建築できるかどうかは別問題なのでざっくりで構いません。

建築予定地が横長の土地だとします。
横に12マス、縦に8マスの建物なら土地に収まるようです。
(横:910mm×12マス=10920mm、縦:910mm×8マス=7280mm)
北側に水回りを持ってきたかったので、まずは浴室の位置を適当に決めて書いてみました。
LDKを付け足してみました。この時点で失敗の予感がします・・・
階段、トイレ、廊下、和室、玄関を付け足して完成です。
製作時間10分程度で書きました。
自己評価は、100点満点中・・・20点ぐらいかと思います。和室狭いですね。
ヘタクソな図面で本当に申し訳ありません。

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