TOTOは陶器のトイレや水洗金具、ほっカラリ床のユニットバスが爆発的に人気ですが、システムキッチンのミッテやクラッソはどんな特徴があるのでしょうか?
クラッソとミッテの違いや特徴・価格について解説します。
目次
クラッソとミッテの特徴
TOTOには、2種類のランク違いのシステムキッチンがあります。


クラッソ
商品名 | クラッソ |
商品画像 | ![]() |
定価設定 | 83万円~262万円 |
引用元 | TOTO |
上位モデルのクラッソです。
定価設定は、83万円~262万円と幅がありますが、オプションを選んでいくと、定価120万~170万円前後になることが多いようです。
定価×60%~80%が実際の購入価格になります。別途取り付け設置費や付帯工事費が必要です。
定価83万円×60%~80%=498,000円~664,000円
定価170万円×60%~80%=1,020,000円~1,360,000円
クラッソの人気オプションや機能は?
- クリスタルカウンター
- きれい除菌水
- スクエアすべり台シンク
- ゼロフィルターフード
クリスタルカウンター
【TOTOHPより引用http://www.toto.co.jp/】
クリスタルカウンターはエポキシ樹脂を使用していて丈夫な素材で作られています。
エポキシ樹脂で作られたカウンターは、熱に強く、硬度高く、固い物を落しても傷が入りにくいカウンターです。また、傷が入っても磨けばきれいになるので、いつまでも美しいキッチンを保てます。
エポキシ樹脂とは、二液硬化性の樹脂で、2種類の液もしくは粘土状のものを混ぜ合わせると時間が経つと固まりプラスティック樹脂状になるものの1つです。
引用元:Wikipedia
きれい除菌水
【TOTOHPより引用http://www.toto.co.jp/】
キレイ除菌水は、水道水を電気分解して作られる除菌成分を含む水です。時間が経つと水に戻るので、環境に優しい除菌水です。
キレイ除菌水は、TOTOトイレの代表格であるネオレストにも採用されていて、99%以上除菌できているという試験結果があります。
包丁やまな板を洗ったあとに除菌水を吹きかけることでいつでも清潔、ふきんやゴミを集める網かご等も除菌水を吹きかけるだけでいつも清潔、安心できます。

ミッテ
商品名 | ミッテ |
商品画像 | ![]() |
定価設定 | 63万円~175万円 |
引用元 | TOTO |
クラッソよりも御求め安い価格のミッテです。価格帯は、63万円~175万円とクラッソよりも安く、実際の価格も掛け率が低く設定してありますので、安く購入できます。
最もシンプルなプランで63万円ですが、サイズやオプション選択によって定価120万円前後になることが多いようです。
定価×40%~60%が実際の購入価格になります。別途取り付け設置費や付帯工事費が必要です。
63万円×40%~60%=252,000円~378,000円
120万円×40%~60%=480,000円~720,000円
ミッテのオプションや機能は?
- すべり台シンク
- 水ほうき水洗
すべり台シンク
【TOTOHPより引用http://www.toto.co.jp/】
すべり台シンクは、シンク底に3度の傾斜が設定されていて、”まるですべり台を滑っていく”かのようにゴミが排水口まで流れるシンクです。

クラッソのスクエアすべり台シンクは、通常のすべり台シンクと比べて直線を強調したスクエア形状で機能的にもスクエアすべり台シンクの方が優秀です。
水ほうき水洗
【TOTOHPより引用http://www.toto.co.jp/】
水ほうき水洗とは、TOTOのヒット商品で、水に空気を含ませることで、通常よりも37%節水することができる水洗金具です。水ほうき水洗を気に入ってTOTOを選ぶ人もいるぐらいです。
約37%節約できるということは、年間約15,000円もお得になる計算です。通常の水洗金具よりも値段は高額ですが、これだけ節約できるなら直に元が取れますね。
まとめ
クラッソに関しては、高額商品ですから、文句なしの素晴らしいキッチンです。一方でミッテに関しては、クリナップのラクエラ、リクシルのシエラと同等品です。
ミッテと他社キッチンで悩んだ場合、水ほうき水洗が気に入ったならば、TOTOミッテを選ぶべきですし、TOTO独自の特徴に惹かれている訳ではないのであれば、フィーリングで決めてしまって問題ありません。
クリナップのラクエラ、リクシルのシエラ、TOTOのミッテ、どれを選ぶのか!
難しく考える必要ありません。ブランド物のバックでどの見た目が好きなのか?ヴィトンが好き、グッチが好き程度の違いです。グレード的には同等ですから、ご自分の好みで決めてしまいましょう。
例として、クリナップのラクエラとリクシルのシエラを出しているだけで、他のメーカーにも同等品があります。普及品タイプはどのメーカーも同等品と考えて良いでしょう。
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